ウェビナー「【1/27(水)ウェビナー】サイトやアプリへの動画埋め込みを簡単に!デバイスを選ばないプレイヤー:THEOplayer」の資料と Q&A を公開します
こんにちは、大前です。
2021/01/27 に開催されたウェビナー「【1/27(水)ウェビナー】サイトやアプリへの動画埋め込みを簡単に!デバイスを選ばないプレイヤー:THEOplayer」にてお話しさせて頂きましたので、そちらで使用した資料と、頂いた質問に対する回答を公開します。
資料
Q&A
個人や会社に関する情報の特定を避けるため、実際に頂いた質問内容を抜粋する形で記載させて頂いております。
また、回答部分については、随時アップデートをさせて頂きます。
THEOplayer は Unity や Unreal Engine の様なゲームエンジンに対応していますか?
現時点では対応しておりません。
一方で、THEOplayer としては VR 動画の再生などの機能は既に持ち合わせているため、今後のロードマップに追加される可能性はあります。
ドメインのホワイトリストを設定可能との事だが、プライベートコンテンツの実現も THEOplayer にて可能という事でしょうか?
THEOplayer 上でのドメインのホワイトリスト設定の役割は、あくまで動画プレイヤーの保護(ソースコードを盗まれる事などを防止する)です。
会員限定など、プライベートコンテンツを実現したい場合は、別途認証・認可の仕組みを組み合わせてご利用頂く必要がございます。
クラスメソッドでは、認証・認可の機能を提供する SaaS である Auth0 を提供しております。
ドキュメントが英語ということもあり、うまく THEOplayer を活用できていません
ご質問にある通り、現時点では英語のドキュメントのみサポートされております。
そのため、どうしても日本語ベースでの技術支援等が必要である場合は、弊社などの日本の代理店をご利用頂くことも一案と存じます。
Amazon IVS 等を用いて超低遅延配信を行なった際のレイテンシについて参考値などあれば教えてください
一般に、ライブ配信の遅延については「通常配信」「低遅延配信」「超低遅延配信」の様に、レイテンシベースで階層を分けて言及されることが多いです。
参考までに、以下ドキュメントでは「超低レイテンシー」の遅延範囲が 2秒~0.2秒 で定義されている事が確認できます。
単一の SDK にて、特定のトークンがあれば全動画を視聴可能で、トークンがない場合は冒頭 30秒だけ視聴させる様な制御は可能でしょうか?
THEOplayer 単体では、ご質問にある様な制御は難しい形となります。
シンプルな解決策としては、それぞれ異なる SDK を用意して頂き、ユーザ(トークン有無)によって出し分ける方法が考えられます。
配信基盤として AWS を活用するのであれば、Amazon CloudFront の署名付き Cookie がご利用頂ける可能性がございます。 ご要件に応じて、実現方法をご検討ください。
画面キャプチャツールの対策的な機能はあるのでしょうか
THEOplayer 自体に画面キャプチャ等のデバイス側操作を制限する機能はございません。
一方で、一部の DRM(デジタル著作権管理) 製品には画面キャプチャを防止する機能を持ち合わせたものもございますので、まずはそちらを調査頂くと良いかと存じます。
ただし、世の中には多種多様な再生環境があることから、画面キャプチャを 100% 防止することは非現実的である事がほとんどです。
例えば、Youtube では Content ID という仕組みを使用する事で著作権で保護されたコンテンツのアップロードを防ぐ事が可能だったりしますので、こういった仕組みも合わせてご検討頂くと、良いかもしれません。
おわりに
昨今需要が高まっている動画配信に関するサービスを検討する場合、動画の再生プレイヤーに関する検討は必須のものとなっています。
クラスメソッドはユニバーサルビデオプレイヤー製品である THEOplayer のパートナーです。
ご興味がある方は、AWS を活用した動画の配信基盤の構築から、動画プレイヤーの実装に関するご支援まで、お気軽にお問い合わせください。